友達との約束は、仕事よりも怖い
そもそも予定というものに弱くて、仕事とか約束があると、とても緊張してしまう。
でも今回、家族との話し合いや、主治医との話で、ちょっとした法則がわかってきた。
やっぱりというか、「失敗」がとても怖いらしい。怒られる気がして。
だから、これ以上ないくらいに念入りに念入りに準備して、準備しすぎて疲れてバタンキュー、というのがよくあるパターン。
仕事や約束が嫌な訳では無い。
むしろ、働くのも出かけるのも好きで、楽しみにしている。
でも、楽しみにすればするほど、失敗が怖くなる。
つまり、準備段階の負荷も重くなり、「失敗」の確率も高くなってしまう。
「失敗」を避けようとすればするほど、「失敗」の確率が高くなるって、なんなんだ。
理不尽すぎる。
そんなわけで、仕事は比較的、行けることが多い。
「お金のため」「仕事だから」というところで、折り合いをつけられればいいから。
とはいっても、ダメな時はダメだけど。
疲れてたり、体調不良だったりすると不安が高まって、やっぱりバタンキューしてしまう。
友だちの約束は、もっとずっと難易度が高い。
「時間に遅れたらどうしよう」から始まり、「具合が悪くなったらどうしよう」、「変なこと言ってしまったらどうしよう」等々、不安は尽きない。
めっちゃ緊張する。動悸もする。
だって「失敗」は、イコール「友だちを失う」ことだから。
ただでさえ、ごくごく少ない友だちを、また失うことになってしまうから。
それらの不安を紛らわすため、さらに頑張って準備をする。
そして案の定、「失敗」する。バタンキュー。
「おらこんな村いやだァ」、と呟きたくもなっちゃうよ。
怖いものを増やすのはやめよう。
そうは思うものの、なかなか諦められるものではない。
やっぱり友だちと遊びに行きたいし、
働いてほめられたい。
どちらも、ごく真っ当な欲求だと思う。
ただ、今の段階では、急に色々とやるのは無理なんだと思う。
少しずつ諦めて、「自分のできる範囲」を見つけて行けるといい。
あわよくば、その範囲を広げつつ。
なかなかそう思えないことも多いけれど、忘れないようにしたい。